Hori
光栄菊の幾望を開栓しました。
ほぼ満月の状態の月の名前が付けられたこのお酒は北海道産「きたしずく」を原料米に天然酵母仕込みで醸された一本。4月に上槽、瓶詰めした後に氷温貯蔵を経てリリースされる秋上がりです。
天然乳酸菌仕込みというのは、同じ目標を持つ生酛と山廃を別ジャンルとして扱うことに違和感を感じた光栄菊の山本杜氏が名付けたオリジナルの呼称だそうです。
幾望は秋酒枠の貯蔵酒ですが、無濾過生原酒の氷温貯蔵だからなのかフレッシュ感が十分に残っています。香りは甘やかでフルーティ。貯蔵酒らしい丸みのある口当たりで、味わいは完熟した桃のように強い甘みに旨みもたっぷり。円やかさのある優しい酸味があって、全体的に甘酸っぱい果実感あり。
光栄菊の個性でもある樽香のような渋みがあるので、甘さに輪郭がありダレた印象は全くない。
今年秋酒を色々飲みましたが、秋酒の定義が幅広いこともあり各蔵がそれぞれの解釈で個性を生かした秋酒をリリースしていてとても興味深く飲ませていただきました。
すでに季節は移り新酒のシーズンですが、また来年の秋酒を楽しみにお酒を嗜んで行こうと思います。
ジェイ&ノビィ
Horiさん、こんにちは😃
幾望さんは修行酒🧘って事で、旨くて飲み切りたい気持ちを抑えて、一週間開けて飲んだ覚えがあります😚
Hori
ジェイ&ノビィさん、コメントありがとうございます!
飲んでしまいたい気持ちを抑えてゆっくり味わう。。。まさに修行ですね。言い得て妙です😊あと半合くらい残っているので、私も修行してみます🧘