ひでゆき
艶三郎。
濃醇にして、芯があり、これは、万人受けしないだろう。うまいのだが、なんというか…
暑い時なら氷を一つ落としたい。
負けない料理を!
料理の方こそ、考えを巡らせないと負けます。
合わせてくれるような酒では無い。
そのままであればちびちびとやるのが良い。
凄いです!
呑み手に手を止めさせる。
あっさりと飲んでくれるなと、味わえと、言われてる気がする。
その声に従うと、うまさが立ち登る。
水が登ると、酒と為る。
どこかで聴いた文句が蘇る。鯉は滝を登って龍になるという。この酒は水と米から、次元を上げて神に捧ぐべきものに変わった。その威風や堂々たるもの。
こんな酒もあるのだな。