mana
その名のとおり、真昼にふと浮かぶ三日月のようなやわらかさと透明感。
口に含むと、ラムネや洋ナシを思わせる爽やかな香りがふわりと広がり、舌触りは驚くほどなめらか。
ガス感が生きたフレッシュな飲み口に、ほんのりとした甘みと、奥にあるわずかな渋みや苦みが輪郭を与えてくれます。
時間が経つと甘さが全体を包み込むようになり、よりやさしくまとまりのある味わいに。
香りの中にほんのりと感じるハーブのニュアンスも心地よく、まさに“夏の光栄菊”。
北海道の酒米「吟風」×佐賀の酵母という新たな挑戦が、見事に初夏の心をとらえてくれる一本でした。