岡田 賢明
冷やで。口に含んだ瞬間に、濃ぃーいアンズのようなまったりとした香りと軽めの熟成香がブワーッと広がる。鼻に抜けるのは少し酸味を帯びて優しくなったエステルの香り。思ったよりは口当たりがあり、米の旨味も感じられ、最後にアルコールと酸味がスッと締める。
この前の碧判と比べるとかなり印象は違って、カプロン酸エチルの香りはなくなり、生酛のような熟成香を感じるくらいボディがある。好みは前者だけど、これも美味しい。
五百万石 100%
精米歩合 55%
アルコール 16-17%
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