Hori
光栄菊の月影をいただきました。
亀の尾を使ったお酒で、無濾過生原酒。
無濾過生原酒ですが、製造年月は発売より半年前の2024年3月。上槽、瓶詰め後に火入れせずに氷温貯蔵した一本とのこと。
氷温貯蔵の無濾過生原酒というところは一本前にいただいた白月と同じなのですが、味わいは違う部分が大きいと感じました。
まろやかで滑らかな飲み口の白月に対して、より主張が強く味わい深く感じるのが月影です。
原料米が白月→神力、月影→亀の尾と違うことに加えて、月影が天然乳酸菌仕込みということも影響しているのかもしれません。
貯蔵酒でも鮮度の高さを感じるアタックがあり、複雑で力強い味わいにいつもの光栄菊らしいウッディな渋みも健在。この一貫した「らしさ」があるからどれを飲んでも光栄菊という安心感があります。
この「らしさ」の虜になるきっかけとなったスノウ・クレッセントがそろそろ恋しくなってきました。