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二兎純米大吟醸 愛山四十八 生
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くぅねる二兎を追う者は一兎をも得ず 普通という実際にはどこにも説明できない曖昧な概念であればそれが正解なのでしょう。 この銘柄のラベルには "二兎を追うものしか二兎を得ず" そう記されています。 あきらめたらそこで試合終了ですよ。 どこかのタプタプさんはそう言いました。 近所の子は二兎を追いつつ海を渡り世界最高峰の賞を貰いさらに活躍を続けています。 そしてロッカールームの円陣で憧れるのをやめましょうと唱えます。 これは彼にしかできない声出しでありましょう。 もはや彼は岩手の、いや東北の、いや日本の、いやいや世界の、いやいやいや宇宙の宝なのです。 うちの会社に投資していただけたら商号を『SHOTIME』に致しますなんて下衆な話は申しません。 ただただ怪我も無くできるだけ長く楽しませてもらえれば十分なのであります。 だいぶ横道にそれましたが、二兎。 開栓デビュー、美味いのは間違いないですが甘みと苦みとそれぞれが独立したまだまだ若い味がします。 時間とともにMVPクラスの熟成が進むことを期待します。 なお初登板一球目を受けた鶴岡はそのボールをベンチに戻すことだけを考えていたそうです。