腐れ外道
約3年前の対戦では酷評。謝意も兼ね、再評価したいと…
・ジャケ値‥7/10
和紙風ラベル+黒文字+緑瓶のコンボで十分。牛の絵は要らない。
・起‥18/20
長射程の熟成臭気。単にAlc感だけでなく奥に甘旨を感じる。含みは香りに反して舌先に素直なグルコース感。これが、コハク酸の疾走か⁈ヒリつきは有るもこの程度のアタックは必要。初速でイメージ転覆!
・承‥18/20
甘旨&Alcアタックの上昇。味わいの膨らみ、縦軸よりも横への拡がりに特徴アリ。旨味と刺激の調和がスゴい!これだけの火力ならイヤらしいモノが出そうだが、それを感じないスゴさ。
・転‥19/20
前半の火力の割に落ち着かせた後の舌触りの良さが◎。熟成酒の安定感をモロに味わえる。しかも依然イヤらしくない。
・結‥18/20
フィニッシュでズドンと来る重い昇華臭。序盤から同じ香りは燻っていたが、最後で念押し的に喰らわせるのが効果的。最後に引っ張る喉越しAlc灼けも◯。
・コスパ‥8/10
¥1,892で購入。待機期間込みで良コスパ。
・後評‥香り、味わいの高火力を舌触りの良さで仲裁。アタック重視派は是非‼︎
●88点
腐れ外道
重厚系はアタリ・ハズレがハッキリしてるが、今作はこの概念を超越する。
「香りと旨味が強くて、雑味なく酒臭くない」を一度に叶えた一作。
このビンテージならではかもだが、熟成は大事な要素と実感。
腐れ外道
色々あったが、結局最後に感じる甘旨(無論、イヤらしさはない)に安寧を覚える。コレに尽きる。怖そうに思った上司が結局良い人だったみたいな。