Hori
酒舗まさるやさんの家飲み応援3本セットの1本、新政酒造さんの亜麻猫です。新政さんのお酒は直汲みのエクリュに次いでこれで2本目です。
1月製造分で購入は3月。裏ラベルの「しばらく放置してほしい。」の文言の従い、製造から4ヶ月、購入から2ヶ月の冷蔵保存を経て本日開栓しました。
爽やかさを感じる上立ち香は主張することなく穏やか。発泡感もなく、グラスに注いだ様は湧き出る清水を汲んだかのように静謐。
味わいはとにかくクリアでストレート。繊細な甘酸っぱさが口中に広がり、そのイメージのまま淡くキレて行く。後口に苦味がある等の変化を感じないので、とても素直で綺麗な印象を残す。
白麹を使った酸味のあるお酒という予備知識はあったものの、予想以上の酸味があり、これまで飲んだどの日本酒にも似ていない個性を感じました。
食事は前菜に定番のカルパッチョ、カプレーゼ。その後マルゲリータのピザを合わせました。酸味のある前菜はもちろんのこと、油分のあるピザにも酸味が爽やかさをもたらしてくれるので相性良し。個人的には生のバジルの鮮烈な香りと亜麻猫の取り合わせがとても気に入りました。
またいつか手に入りますように。