くぅねる
第3号酵母。
明治後期、日露戦争が勃発すると重税が課されます。国民はツラい生活を強いられるようになりました。
その十年後の大正3年、第一次世界大戦が始まります。
大戦好景気のおかげで裕福な生活を送る人がいる傍ら、物価の高騰によりまたもや厳しくツラい生活を送る人もいたのです。
それにより、市民の不満が溜まっていきました。
今では信じられない話ではありますが、日露戦争でロシアに勝利し、国民は一等国という自我に目覚めます。
そして一等国にふさわしい政治や社会を求め、さらに平等と自由を求めて社会運動が行われるようになりました。
そうです。
それが大正デモクラシーです。
まぁ、何をもって大正デモクラシーとするかというのは、、、
いや、第3号酵母の話でしたけれども。
そんな時代の大正3年に酔心からきょうかい3号が提供されました。
しかしながら昭和の初期に変性したとして使用中止に。
なるほどなぁ。
そんなことを考えつつ口に運びます。
これがきょうかい3号か。
後味に良い意味のクセがあります。
確かに昔のイメージが感じられるような気もしますね。
時代背景を感じつつ飲む酒はまた格別です。