腐れ外道
もう桜が咲く時季か。この前正月だったのにね。そりゃ歳取る訳だ‥
・ジャケ値‥7/10
華やか、艶やか、煌びやかですね。
・起‥19/20
十分過ぎる華やか麹臭。含みは舌先に真っ直ぐ甘旨&40%出力の酸。コレが、甘旨だけでは無い絶妙なバランス感。雑味ナシのクリアな旨味のノビ。さすがの一言。
・承‥19/20
迸る麹臭を喰らいつつ、持続する甘旨のノビ具合に酔いしれる。ノビの中にも舌に沈下して来る旨味成分がまたタマラン!多少ヒリつくのが気になった程度。
・転‥17/20
甘旨減退し、Alc感の発現。しかし、舌触りには甘旨もちゃんと残っていて尚且つ、甘美系の麹臭も立ち昇る。危険な目に遭いつつも、最後には救われる安堵感。
・結‥18/20
若干の苦味&灼けが残るが、コレは必要なアクセント。
終始、雑味ナシのクリア感、舌触りの真っ直ぐさに飽きを覚えない。残り香もヨシ!
・コスパ‥6/10
¥2,250で購入。SAKEの素晴らしさを伝導する為には多少の出血も覚悟である。
・後評‥旨味とクリアな印象の芯が通ってる感。ブレてないのが素晴らしい!
味わいの縮尺差が完璧。
●86点
腐れ外道
大事なのは、何かしら持続すること。本作は甘旨と香りが持続。それを基本線に全編クリアなのが唯一無二。ケミカル系は一切排除である。旨いSAKEとはこうあるべき。