Hori
2025年最後のお酒は而今の純米吟醸 白鶴錦にしました。
本当は1本前の花陽浴が最後の予定だったのですが、あまりの美味しさにうっかり昨日飲み切ってしまったので、急きょ大晦日の一本に抜擢となりました。
結論から言うと、最後の最後にとんでもないお酒に出会ってしまったという感想です。
グラスに注いだ様子に特筆すべき特徴があるわけではなく、特別香りが強いということもありません。
口に含んだ瞬間はさらりとしたテクスチャで、驚くほどすっきりクリアな口当たりです。経験上、スカスカな味わいになりがちな軽さなのですが、直後に果実感のある甘酸に口いっぱいの旨みが広がります。
この軽さと味わいのバランスが、私の経験上、両立し得ない領域で両立しているので戸惑ってしまいます。さらさらのお酒でしか感じたことのない軽さなのに、とろみのあるお酒のように芳醇で濃密な味わいなのです。
初めて出会うタイプなので一瞬戸惑いましたが、これが白鶴錦が而今の中で一番美味しいという方がいらっしゃる所以なのでしょう。
これで今年飲んだ日本酒は139本になりました。お気に入りのリピートから新しい出会いまで、多くの縁に恵まれた一年でした。