こるね
昔ながらのとろ甘辛口。
「千徳お願いします」って注文したら「せんとくん?」って聞き返されました。それは奈良のやつや!
香りはあまりありません。
口に含むと、お米の甘味と旨味。そこからさらに旨味がたっぷり広がります。
最近の流行のフルーティーとは全然違うお酒。僕の好みのど真ん中は甘旨フルーティーですが、こういう懐かしい感じのお酒も大好物です。
ジブリで例えると「紅の豚」に出てくる、昼間からワイン傾けてる爺さんたち。「”さらばアドリア海の自由と放埒の日々よ”ってわけだ」「それ、バイロンかい?」「いや、俺だよ。またな」のシーンです。世界恐慌の真っただ中でいろいろ大変なはずなのに、なんか楽しそうなんですよね。そんな彼らに似合いそうな、楽しく飲めるお酒でした。
満足度:★★★★ .