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七賢純米大吟醸 大中屋(令和5年金賞受賞酒)純米大吟醸
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家飲み部
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かいこま
今年の全国新酒鑑評会で、山梨県で唯一金賞に輝いた七賢の金賞受賞酒。原料米は、従来の山田錦ではなく、夢山水のようです。 かなり昔に飲んだ大中屋は、ちょっと太めのビンで、たしかコルク栓をロウで固めていてとても開けずらかったと記憶しています。ところが、今の大中屋は、スリムなビンで、スクリューキャップなので簡単に開けられます。 封切ってグラスに注いでみると、純米大吟醸なので香りは控えめで上品。お味の方も、ほんのりとした甘味があるものの綺麗でスッキリした味わい。まろやかで飲みやすいので、スイスイ飲めます。 大吟醸ではなく純米大吟醸であること、しかも精米歩合が27%であること、新酒鑑評会での評価は減点法によることから仕方ないのかもしれませんが、このお酒は欠点はないものの、日本酒好きとしては、ちょっと物足りない感じがします。 食中酒として料理に合わせるには良いかもしれませんが、個人的にはコスパの良い「純米大吟醸・絹の味」の方が好きです。 それにしても、近年の七賢の酒質の向上には目覚ましいものがありますね。