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せんちゃん
鍋島 隠し酒(通称 裏鍋島) 最初に商品化したのは約20年前。 純米吟醸の荒走り(最初に出てくるおりが絡んだお酒)と攻め(圧をかけて最後に出てくるお酒)を1ヶ月ほど集め商品化しました。元々、この寄せ集めは泉錦(鍋島以前の銘柄)の普通酒にブレンドしていました。しかし、栃木の特約店様より、それは勿体ないから、商品化したらというご助言を頂き、どのような商品として販売するかを考えました。 純米吟醸として売るには通常の鍋島の商品と違い、寄せ集めなので集めるのに時間がかかり、品質も通常の純米吟醸より熟成が進む為、表示の純米吟醸を吟醸造りとしました。ラベルもお殿様の名前を鏡文字にするのも正直ためらいがありましたが、鍋島の文字を鏡文字にする事に決めました。また当初はラベル右肩に吟醸造り左端に隠し酒としました。この鏡文字の日本酒のラベルの商品は今ではよく見られるようになりましたが、富久千代酒造の『鍋島 隠し酒』が最初になります。 これは、鍋島隠し酒 裏鍋島のヒットにより東京の特約店様が島根の蔵元様や山形の蔵元様に鏡文字の商品を作る様お願いし、そこから次々と他の蔵元様からの商品も世に出始めました。