呑み助
くどき上手 純米大吟醸生詰 伊勢錦
2024年7月1日
かがた屋酒店
4325円
初めての酒米の伊勢錦。名前のとおり三重県の蔵元で使われている酒米だが、山形くどき上手の純大でいただく。リンゴっぽいフルーティな良い香りが温度が上がると拡がってくる。口当たりは柔らかく、酸味が先行し、優しい甘味が拡がる。微かな苦味に後口に甘味とコクが余韻となる。温度が下がると酒質が引き締まり、よりスムーズな飲みごたえに。振り返ると久しぶりの純大、しかも非の打ち所がない美味い酒だった。
伊勢錦:山田錦の母方の祖父母に当たる系統、昭和40年代に栽培が途絶えるも平成3年に三重県で復活栽培され現在に至る。