Hori
十四代の中取り超極をいただきました。
師走の日曜日、ちょっと良いお酒で乾杯です。
極みを超えるとは随分と大それた名前のお酒だなと思っていましたが、飲んでみるとなるほど確かにこれは超極です。
瞬発的な美味しさと言うよりは、十四代らしいじんわりと染み渡るような旨さ。
アルコール感や辛み苦みなど、ネガティブにも受け取れる要素は全く感じさせず、清らかに穏やかに滑らかに喉を通って行きます。
舐める程度の僅かな量でも口中が幸福で満たされ、長く甘美な余韻に浸ることができます。
伝説上の甘露はこんな液体のことなのかもしれないと思わされます。もしかしたらそれすら超えているのかもしれません。
超極の名に違わぬ圧倒的な美酒でした。