けいけい
夕日で橙に染まる九十九里上空を通過し着陸する飛行機に見立てarrival。
パイナップル系の上立ち香は寒菊にしてはやや穏やか。アタックのフレッシュさは抑えめで、円やかな甘旨が広がります。けっこうシャープな酸味がメリハリをつけて、綺麗な余韻につなげてくれる印象。
年齢を重ねると、夏の終わりって、芯を失ったような暑さやほろ苦さを思い出してしまうため、日本酒よりウイスキー等の方が合わせやすくなってしまいます。
モダンなテイストですが、以前飲んだ赤武の秋酒よりは重厚で、より、ひやおろしのテイストを感じました。
⭐️⭐️⭐️
大和屋酒舗にて購入。