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片野桜THEORY 01純米吟醸原酒
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アラジン
大阪府交野市私部(かたのしきさべ)の山野酒造さんがチャレンジ酒として一部特約店限定で卸しておられるコンセプト醸造酒です。 第一弾は、協会7号酵母(真澄酵母)で岡山県産雄町を精米歩合55%まで精米して醸された、アルコール度数15%の原酒です。 日本酒度-10で糖分等は多めで、酸度1.9、アミノ酸度1.3とある程度酸味もありそうなステータスです。 ラベルはモダンでオシャレなワイン風。 冷酒でいただきます。 ラベルのせいでもないと思いますが、香りはまさに葡萄。シャルドネやソーヴィニヨン・ブランのような甘味と酸味が調和した心地良い吟醸香が香ります。 外観はクリアです。 口に含むと、すごく滑らかなテクスチャーで、これまた白ワインを思わせる甘みと酸味が調和した瑞々しい味わいがふわっと広がり、酸味を残してスッと引いていき、後口に僅かに日本酒らしい麹の酸味を風味程度に残して消えます。 目をつぶって飲んだら、後口を感じるまでは白ワイン?と勘違いしそうなジューシーかつ爽やかな日本酒です。 開栓後徐々にジューシーさが増すらしいので、経時変化も楽しんでみます。 スタイリッシュで美味しいお酒です!
アラジン
2日後に経時変化を確認しました。香りはより日本酒らしいカプロン酸エチルの爽やかな香り。味わいは酸味が引いて、より甘味の強い果実味溢れるジューシーさが前に出て、後口は日本酒らしい爽快なアルコール感!