腐れ外道
対戦熱望案件。意図せず出逢えた時の高揚、酒屋巡りの醍醐味とつくづく思う。
・ジャケ値‥6/10
潔い面構え。嫌いでは無いが、まだ彩ってもOK!
・起‥16/20
若干の山吹色。臭気は…何だコレ?麹臭でもあるし、紹興酒臭でもある。チェリー系?未体験ゾーン。
含みは舌先への酸+甘旨(砂糖水系)のコンボ。かと思いきや、重厚系の舌触り⁇
・承‥15/20
昇華臭はブランデー感も、味わいはSAKEの甘旨充満。何だコレ⁈臭覚と味覚で明らかに趣き違う。初めて喰らう衝撃‼︎
・転‥14/20
重厚系昇華臭と華やか甘旨の不思議な世界が持続。しかし、この二つの世界が融和する事は無い。両方程良い感じなので和解を求めたい。
・結‥15/20
〆は重厚成分が圧倒する。だが、香りと舌触りの面での話。旨味は甘旨がしっかり残る。
・コスパ‥7/10
¥1,670で購入。不思議界へ行ってみたければ是非。
・後評‥酸が有って華やかなのに重厚系。何だコレ⁈混乱のうちに次々呑み込んでしまう。重厚と甘旨ハイブリッドなのは面白いが、どうも両者主張が強い。
若いヤツ頂いたらどんな味わいか興味津々。
●73点
腐れ外道
実は昇華臭が甘美系麹臭も含んでると気付く。でも最終的な舌触りはAlc灼け。「どっち付かず」良い意味、悪い意味両方愉しめる不思議な一作。
とにかく、面白い。
腐れ外道
ところがどうだ、温度が上がるにつれ重厚と甘旨が和解する!円みが出るし、巧くAlc系ぼやけで煙に巻く感が丁度良い。酸のインパクトは弱体するが、案外常温が正解っぽい。