腐れ外道
「神力」の月影。「月光」とかも有るし…ややこしい‼︎
・ジャケ値‥8/10
構図はもう言う事は無い。あとは配色の事だけ。
・起‥18/20
立ち上がり臭は意外に乏しい。含むと、気付いたら舌先への酸とクリアな甘旨が支配してる。電光石火とはこの事である。
・承‥20/20
甘旨が舌の両端に特に盛り上がり主張して来る。奥深く、浸透して来る感は無いが、味覚全体を前半だけで多幸感に導く速攻技はさすがの一言。
・転‥19/20
そして、待ってました!光栄菊最大の特徴、杉の様な昇華臭。コレと味覚を刺激する酸を味わいたくなって光栄菊を欲する。仕様、価格共通してブレずに味わえるのもありがたい点。
ちょっと渋み&苦味が邪魔するか。
・結‥18/20
柑橘系Alc的後口。灼け過ぎないのが良い。甘旨も最後まで息切れしない素晴らしさ!
さりげない木材系の残り香。要るか要らんか研究材料だ。
・コスパ‥7/10
¥2,035で購入。唯一無二を味わうとしたら覚悟を決めるべきか。
・後評‥穴と言う穴が見当たらない。強いて言うなら燗に出来ない所か。それくらい生酒としてのアイデンティティを確立。
●90点
腐れ外道
鼻腔への刺激はAlc成分のせいだが、例の杉の香りで帳消しに出来る。
ここまでの高評価を叩き出せるのは、味わいや香りがダレたり、ボヤけたりしない故。
甘過ぎる感も有るが改めてスゴいSAKEだと認識。