じじ
ばくれんに続いての亀の井酒造。
ラベルがなかなか難解ですが、まず蔵元社長の息子さん(専務)が醸すシリーズがJr。流行りのマンガ風に言うなら、「くどき上手の若君」って事ですな😄!!
そして茨城・明利酒造の副社長であった小川知可良博士が分離に成功したのが、10号酵母こと小川酵母。8号酵母を分離した塚原寅治氏、真澄酵母こと7号酵母を分離した山田正一氏はいずれも東京農大醸造科の教授たちのようです。つまり親父どのの師匠たちは醸造レジェンド揃いだった様ですね。人は代替わりしても酵母は変わらず脈々と酒を産み出し続けているというのも、なかなか感慨深い話です。
歴史を踏まえつつもモダンな酒を作るぜ!という宣言なのか、流行りの甘旨ジューシーのど真ん中を行く一本でした。
●原料米:播州愛山
●精米歩合:44%
●アルコール度:15〜16度