ソガペール エ フィスヌメロ シス[Numéro six] ノーマルロット
Hori
ソガペール エ フィスのヌメロ シスをいただきました。
ワイナリーが冬の間だけ造る日本酒。
全量長野県産の美山錦を使い、古典的な生酛造りで醸造されます。日本醸造協会にも保管されていない1〜5号酵母を使った日本酒も造っているという、こだわりの塊のような銘柄です。
今回いただいたのは2024年3月製造分。
運良くドメーヌイケダロットとノーマルロットの両方が買えたうちの後者です。
製造元の品質保証期限は5月末。氷点下保存とは言え、購入から9か月、期限から6か月経っています。
この自家貯蔵が良かったのか、試飲の時は良く言えばフレッシュ、見方によっては青々しさと硬さのある味わいでしたが、角が取れて柔らかくなり、果実感が増したように感じました。先入観もあるのか、長野県のお酒らしいリンゴのようなニュアンスもありつつ、白ワインのような瑞々しい酸味も楽しめます。
裏ラベルによると、品質保証期限を過ぎると「超マニアックな香り、味わいのSAKEになる可能性があります。」とのことですが、個人的には好きな方向に変化してくれたので幸運でした。
今年もそろそろ出始める頃でしょうか。
どこかで出会えますように。