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御代櫻津島屋外伝 純米大吟醸49才の桜純米大吟醸
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ふんわりやさしく、まるで春の風に舞う桜の花のような、しっとりと柔らかい一本。 香りは穏やかで上品。酵母由来の繊細な香りがグラスからふわりと立ちのぼり、白桃やメロンのようなニュアンスが感じられます。口に含むと、まろやかな甘みとクリアな旨味がじんわりと広がり、酸味は穏やかで、とてもなめらか。品の良い余韻がスッと消えていくようにフェードアウトしていきます。 今作は、かつて「28才の春」から続いていた“年齢を刻む”シリーズの再始動となる1本。元杜氏だった酒向博昭さんが技術顧問として酒造りに復帰し、現蔵元である渡邉博栄さんとともに、節目の「49才」をテーマに醸した特別な春酒です。 ラベルには、これまでの春シリーズを彩ってきた書家・遠藤泉女さんの揮毫による「49才 桜」の文字。しなやかな曲線と力強さを併せ持つ書は、このお酒のもつ“静かなる決意”を映し出しているようです。 低農薬で栽培された岐阜県本巣市産の山田錦を48%精米、3種の酵母を使い、柔らかくも芯のある味わいに。品のある香りとじんわりと染みる旨み、そして「また一歩、春を迎えられた」ことへのよろこびを、静かに伝えてくれるような一本です。