じゅんちょる
「文化×歴史×土壌×手仕事」に拘り醸し、みむろ杉の哲学を最も表現した木桶菩提もと。奈良県三輪のに脈々と受け継がれる時・歴史・文化の延長線上に存在するお酒として、新たな菩提もとを表現していきます。全量奈良県産米、木桶醸造に拘り、今後は米違いや生酒も展開していきます。
第二弾は奈良県産の露葉風(つゆはかぜ)を使用。長年露葉風に魅了され、現在では奈良県で生産される露葉風の約40%を使用。露葉風の個性を咀嚼し木桶+菩提もと造りを表現しました。
アルコール度数は13度と抑えめにする事により木桶自体の味わいの要素が加わり、追求されたクリアで滑らかな飲み口に加え、そやし水(乳酸発酵水)由来の力強さと厚みのある味わい、そして木桶に棲みつく微生物が生み出す複雑味と香り、一見相反する要素が酒の神が宿る三輪の仕込み水の力で、絶妙な調和を醸しています。上立香は完熟したメロン様の香り。口に含むと綿菓子のようなやわらかい米の甘みと露葉風ならではの複雑味のあるコクが広がり、後半は力強くも心地よい酸味で引き締まります。