moby
近隣県ながら電車の都合でプチ出張し、帰ってきたら近所の食事処は壊滅し、滑り込みで居酒屋に。ラストオーダー2分前の奇跡。
スッキリしない天気にビールも捨てがたいが、刺身を前に日本酒を呑まないのも失礼…しかし閉店まで時間も無いし…と、言い訳しながら、
結局ビールをほぼ一気飲みし、伯楽星を頂くことに。品の無さと節操のなさは、井之頭五郎もビックリなレベル。
お初の伯楽星。究極の食中酒とはいかほどに、とワクワクしながら味わうと、確かにこれは美味い。
まず爽やかな青リンゴ系の香りが映えて、口に含むと結構ドライな甘苦(辛口まではいかない)なフレーバーが、余韻少なく切れていく感じ。
全体的にとてもあっさりしてて、スパッと切れるから舌に残らない。このあたりが食中酒たる所以なのだろうか。
印象が薄いと言えば薄いけど、食べ物の邪魔をせずにそっと引き立てる感じ。確かにコレ単独だと影が薄いかも知れないが、繊細な和食にはかなり相性が良さげで、引き立てるだろう予感を感じさせる。
逆に味が濃いものとか、匂いが強いものだと、香りとフレーバーが邪魔し合って残念な感じ。
そろそろ追い出されそうなので、終わり。