Mitsuko
米を磨く、日本酒造りで重要なこの工程。
今回は贅沢に2瓶同時に開けて、精米方法以外は同じ造り方の2種類のお酒を飲み比べてみようと思う。
先ずは「原形精米」
米の外側を満遍なく磨き、元のお米と同じような形に仕上げる精米方法。効率よく蛋白質の削減が出来、バランスよくお米を磨くことが出来る。
この原形精米機、広島県の企業「サタケ」が開発したそう。酒蔵だけでなく、こういう形で酒造りを支える人々がいることが嬉しい。
甘い香り。ごく微かな山吹色。香りの割には甘みは少なく、爽やか。じわりとお米の味がして、消える瞬間すっきりとした苦味。球形に比べて風味が強い感じ。
酒米:広島八反、中生新千本
精米歩合:75%
ALC:15度