腐れ外道
越後酒に関しては自分の中でアタリ・ハズレの落差が大きい。それだけ越後酒のダイバーシティ化が進んでる証か。
・ジャケ値‥8/10
ラベルが短冊型になると輝きが増すのか⁈薄緑色がイカす!
・起‥11/20
臭気はほぼ無し。含みは速攻の酸。炭酸水並ののシュワ感アタック。人によったら「酸っぱい」と言う印象しか持たれかねない危険水域。酸味の下地に旨味が疾っている事で味覚崩壊を阻止。
・承‥12/20
シュワ感は下降するが酸味は居座る。とにかく味覚が酸味に全振りな勢い。早くも香らせて来る昇華臭。久々に喰らう12月の柿臭。腐敗感は無いので受容出来るヤツ。どのみち酸化した林檎の匂い。
・転‥12/20
舌の両端に酸が亘る。旨味もバーストして充実感アリ。だが、基本的に酸っぱいよね…。
・結‥15/20
最後まで酸っぱい。昇華臭をしっかり嗅がせてくる点に好感。だが、梅酒っぽくも杏露酒っぽいくも。香りと味わいの整合性は取れてる。
・コスパ‥6/10
¥1,748で購入。新規開拓なら許容範囲。
・後評‥身体に優しいAlc12度。強酸のおかげで物足りなさは覚えず。イメージは陽乃鳥。
●64点
腐れ外道
どうも酸に徹するヤツ&熟れた臭気のヤツは渋い判定を下しがち。温度が上がれば、酸と甘旨のコントラストがハッキリして来るわ、ボリューム感が出て来るわ…。常温帯がオススメ。
酸の活きの良さは好感。