ののさん
廣戸川と飲み比べ。
初の地元酒投稿です。
県内唯一の女性杜氏が仕込む少量タンクの日本酒。
現社長の娘さんが後を継ぐため帰郷し酒造りをされているそうです。
米作りから関わり、仕込み水である伏流水を田に引くというこだわりようだそうで、まさに水郷日田を表現した一本と言えそうです。
生酒なので冷やしていただきました。
夏酒なのか、うっすら瓶底に澱が溜まっています。
香りは廣戸川よりさらに控えめ。ほぼなし?
口に含むと、甘み→酸味と苦味と2段階で波が押し寄せ、スッキリ消えていく。やや酸が強いが、上品な甘さとしっかりした旨味が印象的です。
しかし、このお酒は常温で本領発揮するようです。温度変化とともに酸の存在感が控えめになり、旨味と甘さの厚みが増してきます。
正直廣戸川と比較するのもどうかなと思っていましたが、驚きました!!めちゃくちゃ美味しいです。
女性好みな甘さと後味の綺麗さは、新政のラピスを彷彿とさせます。大分を代表する日本酒なるポテンシャルを秘めているお酒です!
これから応援していきます!!