腐れ外道
多賀治と迷った。蒸し暑い盛りは甘旨を欲する。
・ジャケ値‥5/10
透明瓶にペンギンのみ。スタイリッシュだが物足りない。
・起‥16/20
香るぞ!ブルーチーズ臭。フレッシュな中にも重厚系アリ。含みは舌先に酸の集中。発泡系ではないが、何となくマイクロバブルを感じる。新政的と言っても良かろうか。味わいは中程度の甘旨。
・承‥18/20
甘旨が中の上まで増す。舌触りはクリア。序盤の刺激はAlc由来と気付く。そして急に膨らむふくよか系ブルーチーズ臭。甘美な要素も含んでる。とても好みな展開。
・転‥13/20
甘旨が更に際立つが、ドライ要素が強くなる。Alcの刺激やや強め。昇華臭も息切れが早い。貴醸酒的に残り香が立ち昇ってきた。
・結‥12/20
さらに全ての要素がトーンダウン。渋みとも苦味とも言えない後味。しつこい訳では無いが。夏酒的清涼感とでも言っておこうか。
・コスパ‥7/10
¥1,760で購入。総合力は悪く無い分類。
・後評‥残念ながら温度が上がると全体的にぼんやりする一派。最大の特徴は貴醸酒的昇華臭か。
いくら呑み進めてもペンギンの気持ちは解らなかった…
●71点
腐れ外道
この昇華臭は好きだ。あっさりとした王祿みたいなヤツで。
もっと酸も、後口もしつこく残してOK.しかししつこ過ぎるのはNG!
結局は多賀治を選んだ方が正解だったか。