susan
浦佐の酒屋「金田屋」限定モデル
先ずは冷酒
内なるポテンシャルを秘めた静かさ
飲む。とろみ。田舎の冬の車庫。濃いnew classicな酒。かなりのどっりし系なのに落ち着く。奥に控えめな梨の風味。今までの人生とこれからを認められたような気分になる
次は35℃
澄む。辺りには消えかけの水っぽい雪
飲む。とろみがサラサラに。苦味と芳醇さを兼ね備えた新潟クラシック。感動も落胆もなく、フラットに楽しめる晩酌酒
次に45℃
風呂のようなフルーティさ
飲む。35℃に比べ、苦味がより盤石に。舌元に強いコク。ありのままの自分を、私は認めることができた
最後に55℃
一気に酒っぽさが噴出。解き放たれた!
飲む。ワインでいうところの分厚くフルボディ。この濃厚さよ。濃い、強い、芳醇。通好みの酒だろう。最後の一杯に選ぶと、ぶっ倒れるかもしれない酒。しかし今や貴重な酒らしい酒!
どっしりと酒を感じたい時に飲みたい。フルーティとか、酸味がどうとか、低アルコールとか。その辺とは無縁な、ザ・クラシックのやや甘な酒