マグロ漁船
明日も仕事だしさぁ寝よ、と思ったら飲まずにはいられないニュースが目に入った。
「オシム氏逝去!?」
20年近く前まだ大学生で時間のあった自分は、縁あって毎試合ジェフ千葉のホームの試合を観ていた。
凄まじい衝撃を受けた。
そしてオシム語録といわれる数々の至言。
佐藤勇人という選手が2点取って勝った試合でのインタビュー「 点をとったのは佐藤でも勇人でもなく、ジェフというチームが挙げたものだ。 」痺れた。
語りだせばキリがないがとりあえず献杯だ。
オシムさんに献杯を捧げるのに開栓したのは大倉。
立ち上がる香りはフワリと杏系。
口に含むと柔らかな酸味と米の旨み。
杏系フルーツの香りは口中でも続く。
うまく調和してるのかとても滑らかに感じる。
山廃らしい複雑な酸味や旨みと雄町の味の拡がりを楽しめる。
それほど重くないので飲みやすい。
中盤〜も整った味わいは続き、かすかな苦みでスッキリさせる。
これは美味しい。
オシムさんよ、安らかに。
天国にもサッカーはあるのかな?
日本酒好きだったオシムさん、現世では私が替わりに飲んでおきますのでいつかそっちで一緒に飲みましょ。
合掌。
好み度 90点