腐れ外道
10月製造初しぼりの意外性故に購入。ならば早く戴かねば!
・ジャケ値‥6/10
大人しめの面構え。味で勝負の意気を感ず。
・起‥19/20
いかにもフレッシュ&ジューシーが想像できる甘旨麹臭ムンムンの臭気。含みは既にフレッシュ甘旨が伝播。雑味無く真っ直ぐな澄み渡りを魅せる。クリア&旨味の衝撃に度肝を抜かれる!
・承‥19/20
続いて訪れる柑橘系Alc感の味わい。からの鼻腔に昇る甘美な麹臭。甘旨だけではなく、しっかりSAKE的灼けも喰らわせる凄まじい乱舞!
舌触りも嫌なモノ無いし、鼻に抜ける感も心地良い。
・転‥18/20
甦ると言うより、盛り上がって来る甘旨。多少の柑橘的苦味が疾るが、生酒の必要なアクセントとして処理。舌触りの良さは失われず。多少Alcが籠る。
・結‥18/20
舌に残る苦味とAlcの余韻を燻らす。好みのフィニッシュでは無いが、SAKEのあるべき姿を存分に主張する。
・コスパ‥9/10
¥1,760で購入。思わずレシート二度見。
・後評‥初しぼり=Alc臭いイメージを払拭。Black Phoenix(生酒)以来の衝撃!鳳凰美田は生酒に限る!
●89点
腐れ外道
何にが素晴らしいって、甘旨の粘度(と言っても必要以上に主張しない)だけに頼らず、甘美な昇華臭とのコンボが確立されてる所。
温度が上がっても甘旨ダレず。
まず戴いて「旨っ!」と発したのはいつぶりか。