susan
冷酒
約5℃でここまで香りが開くか!マスカットを感じる
飲む。とろりと重い。しかし直後に感じるマスカットとキウイがそれを洗い流す。朝露に濡れるフルーツのみずみずしさ。甘酸っぱい。飲み込むと、淡い甘さが舌元に残る
45℃
香りが沈む。悪い意味ではなく、沈殿した果実酒の滓のようなニュアンス
飲む。とろりと柔らかい。旨味を内包するように上手く締まり、閉まる。淡い甘さとほろ苦さ。飲み込むと、立ち昇るアルコール感と、それをやや相殺する酸味と苦味
55℃
焼き餅の香ばしさ
飲む。いぶし銀にすます。しかし米の旨味とコク。舌がシワシワになるほどの渋みが一瞬。飲み込むと、フルーツ由来の芳醇なアルコールが鼻腔を満たす。そして、卵黄のような強烈なコク
65℃
煮詰めようにむっちり。これは果実酒か!?
飲む。米香よりも果実香が優勢。一呼吸おくと、それが逆転し混乱する。その混乱を尻目に、まとまる風味。我が道をゆく酒。飲み込むと、何か?みたいな顔で去っていった
何か悔しい!飲んでいて悔しさを感じる!!
私の弱点を点突きされたよう
リピートはしない!数年後、リベンジ!!
(私は何と戦っているのか?)