susan
先ずは冷酒
真っ直ぐ、ゆるやか。早朝の水辺の草原
飲む。硬派な辛口からスタート、、、したのはほんの一瞬。すぐにほぐれた。ばあちゃん家で過ごす夏休み。ゆるり流れる午前中。淡く、甘く、ほろ苦く。飲み込むと、あじさい色の浴衣
次に35℃
米。甘い米
飲む。ゆる過ぎるひと時。例えサロンパスでもここまでほぐすことは不可能。ぬるい死海に浮かんでうとうと漂う。アルコール感強め。本当に15.5度か?体感17度のほんわかほろほろ
次は45℃
19:30スタートの花火大会を待ち切れない。16時からいても経ってもいられない!
飲む。三位一体!私は考えることを放棄した。近所の人達は、玄関に提灯を用意している。1年ぶりのほこりを被った提灯に明かりが灯る。まだ明るいうちから灯る提灯。今夏祭りが始まろうとしている、そんな時刻がら大好きだ
最後に55℃
提灯の蝋燭の香りがあたり一面に漂う。祭りが始まったようだ
飲む。風呂上りに急いで着たはっぴ。汗ばむ背中に夜風が気持ちいい。今から特別な夜が始まる。友達との待ち合わせ場所へ、チャリンコを漕ぐ。このワクワク感!
susan
緑川は、やはり生酒が旨い。ゆるく、淡く、懐かしい。忘れかけていた一番大事な時を思い出した。夏が終わってしまう。その前にゆっくりとこの酒を飲みたい。大切な思い出を、燗と一緒に温めたい