Hori
いつか飲んでみたいと思っていた大嶺。
初の大嶺は3粒の火入れ愛山になりました。
SNSを見ていたら色々な酒蔵さんから一斉に愛山のお酒が発売されていて、気になって購入した一本です。
2月に愛山のお酒がリリースされるのには何か理由があるのでしょうか。
愛山について簡単に調べてみたところ、直前に飲んだ加茂錦の荷札酒に使われた短桿渡船と同じ系統の酒米ということが分かりました。生い立ちや今も栽培されている経緯など、知れば知るほど興味深い酒米です。
初めての大嶺なので他のスペックとの比較はできませんが、とてもジューシーでキレイな味わいのお酒でした。どうしても直前に飲んだ加茂錦との比較になってしまいますが、甘みや旨みの強さは同程度ながら、加茂錦より酸味、苦味の存在感があり、後口のアルコールが鼻に抜ける感覚もあって、全体的に引き締まってスッキリとした飲み口に感じました。
味わいのみならず、歴史的背景にも魅力のある愛山に愛山(マ)ニアと呼ばれる人がいるのも頷けます。
大嶺は加茂錦と同じく使用米のバリエーションがあり、季節酒も人気のようなので、今後も目が離せない銘柄になりました。