JIRO
秋田県内限定の春のお酒。
もはや5月の陽気は初夏を超えて真夏だが暦の上では春のはずだ、まだ間に合う。
原酒らしい重厚な飲み口、ほどよい酸味とまろやかな甘味。うまい、うまいしか出てこない。蔵元が食中酒向きの酒というだけであってチーズやいぶりがっことも合う。刺身や焼き味噌、煮物なんでも合いそうなオールラウンダーではないだろうか。
きんきんに冷やした後、少し常温に戻ってくると角が取れてやや淡麗でスッとキレる。存外飲みやすくてレディキラーと言っても良いのではないか。これは危険な酒である。
まんさくの花の酒はどれも美味しいが、これも多分に漏れず美味しい。