一本義 仙介🇺🇦
製造元の太田酒造の本社は滋賀県ですが、兵庫県産米100%、灘·魚崎の千代田蔵で醸された、れっきとした「神戸の地酒」。
「不立文字(ふりゅうもんじ)」
"悟りの道は文字や言語では伝えられない。座禅を組み修行することでしか開けない"的な意味なんですと。
最初は舌を飲み込むような甘口。その後にじわじわと辛味が湧き、程なく辛味が支配する。飲み進めていくと、この辛味が重なり、しっかり持続する。
甘めの漬けマグロにしっかりついてきて、マグロの旨味を引き立たせる。。意外や意外、トムヤンクンの中のレモングラスを噛んでから飲むと、甘みが引き出されて、爽やかで面白い。
温めるとどうか。
甘みが前面に鋭く出る。辛味がだいぶ後ろに下がるが、甘みの質がシャープに。これはこれでいい。
神戸北野の「灘の酒蔵通り」で買いました。
酒造組合直営なのかしら?酒蔵マップなどをゲット。
お店の方と、マップにはあるのに商品が見当たらないいくつかの蔵の酒の話をしましたが、酒造組合に加盟していても、経営が厳しく、出回らないくらい細々としか作ってない蔵や、実質休業状態の蔵もいくつかあるそう。
ホンマに大変な時代···。