Kab
いちごを模した甘酸っぱい酒、というコンセプトでしょうか。
香りは普通の日本酒っぽい穏やかさ。
含むと、酸味がやはり強い。ガス感はありません。並行してやはりいちごっぽい甘味が出て、その後に米の旨味が膨らみ、苦味でじんわりと引き上げます。
3日目以降甘さが強くなってきて、甘味→苦味とストレートになってきます。こちらの方がモダンですが食中には適さなくなってくるでしょうか。少し苦味も強い感じがします。
モダン酒典型というほどわかりやすく甘くもなく、ガス感もないですが、甘酸っぱいような酸味はやはりモダン。もっとも米の旨味も強くはありませんがきちんとあります。
ストロベリーラベルを称しながら果実系に偏らずバランスが良いのは、長所でもありますが徹底してほしいという好みの人もいそうです。