腐れ外道
前回対戦時より虜になった本作。13号を選択したのは、中の上の価格だから失敗は無いと判断。
・ジャケ値‥7/10
この無骨なデザインがツボ。この書体なら、白地+緑瓶の定番感は無くなる。
・起‥17/20
臭気は林檎系麹臭。含みは舌先への強酸。気泡感は無し。この刺激は丁度良い。
酸に気を取られてると、円みを帯びた甘旨を逃してしまうので、味覚もフルに働かせる事!
・承‥17/20
酸のピークアウトは早い。その代わりにしつこく無い甘旨が染み渡る。綺麗系では無いが、骨格はしっかりして非常に心地良い。
・転‥17/20
林檎系芳醇甘旨で引っ張るのかと思いきや、突然の米の香り。出た!不思議界への突入!見事な味変をキメてくれて面白い!
・結‥14/20
甘旨の失せも早かった。最後に残るのは若干の苦味。残り香もやっぱり米。何ならもっと灼けてもヨシ。
・コスパ‥7/10
¥1,969で購入。唯一無二を考えると適正価格。
・後評‥前半甘旨系、後半重厚系(香り)と変化を愉しむ一作。両極端な味と香りの変化はクセになる。旨味のノビが出ると無敵。
型式も色々有るので試してみたくなる。
●79点
腐れ外道
温度が上がると旨味とAlcの籠る感が増して円やかな印象に。
冷蔵直後の香りを愉しむもヨシ、花冷えの味わいの膨らみを愉しむもヨシ。コスパに+2点加点したい。