しょうたそ
冬到来です。
燗にして美味しい銘柄の一角、五橋。
今年が創業から150年目に当たるということで、当時の醸造技術により醸された記念酒を購入しました。
こういうお酒は升で飲んだ方が美味しいと思い、吉野杉の木升を用意。熱燗にしていただきます。
個人的にイチオシの通年純米酒との違いは、こちらの方が酸が強く、その分キレが良い点でしょうか。
酸の出方は好みが分かれるところですが、それは陶器のお猪口で飲んだ場合であって、木升で飲むとなれば話は別。
吉野杉の香りとこのお酒の乳酸感との親和性は異常で、樽酒が苦手でなければ是非お試しいただきたいですね。
味付けや香りが強いものでなければ、どんな料理にも合いそうな食中酒としても優秀。