うぴょん(豊盃こそ至高)
原料米 奈良県産契約栽培米
原材料 米、米麹
アルコール分 17%
酵母無添加
近頃はみむろ杉か風の森が目立ちがちな奈良、そんな大和国に一際異彩を放つ日本酒があるとは聞いていた。それがこの花巴。せっかくの機会、2023BYなのに生酒?製法も山廃とクセがすごい。ワクワクするのだいざ参らん!
ツンと貫くトゲとふくよかな甘い香りが同時に存在する香り、少し硬めで粘性のあるどこかソルティな甘い仕込水、お米の甘味と旨味はもちろん、そこに強すぎないが存在感のある優しい酸味がガツンとまとわる酸味主体の不思議な日本酒。少しのほろ苦さとだんだん顕現してきた渋みがキレとなり綺麗に流れていった。香りから口当たりは王祿にとても似ていて、酸味の出し方はどこか仙禽にも似ている気がした。これは王祿のようにすき焼きと一緒にいかがでしょうか?今宵も、ごちそうさまでした!