<ほの甘な じわじわ旨苦 クラシック>
「春鹿」の今西清兵衛商店さんの、特約店限定流通ブランド・鹿鳴さんです。
ちなみに「鹿鳴」というのは、中国最古の詩篇「詩経」の中の「鹿鳴の詩」に由来し、来客をもてなすことを表す言葉なんだそうです。ああ、だから鹿鳴館。
さて、では飲んでいきましょう。
香りはとてもおだやかに、かすか旨アル。
口に含むと、ふんわりやさしく甘苦旨酸。そこから、旨味と苦味がじわじわり。雄町らしい旨苦のふくらみですね。
ん? 熟成?
と思わせるような、ちょっとビリビリ痺れるような旨苦後味がたっぷり。製造年月は2021年11月だし、熟成とまではいかなくても、半年の間に味が乗ってるのかな?
ジブリで例えると「風の谷のナウシカ」のミト爺。ナウシカの一番の側近みたいな感じの城オジです。いつも苦そうな顔してる。でもこの人、まだ40歳なんですよね。熟成感の割には若い!
満足度:★★★☆
※ブログにはキャラ画像などを補完したフルバージョンを載せます。よかったら「こるね酒」で検索するか、プロフィール欄のリンクからお越しください。