おさまとい
日本酒行脚のきっかけとなったお酒。平安時代から850年以上の歴史をもつ日本最古(!?)の蔵元が、旧知のエリアにあったと知って注文。ここで貰った純米グラスのおかげで純米酒の世界が広がった。
[純米グラス]
香り:すっきりとしていながら、上質なお米の酒、を感じさせる香りがふわっと広がる。
味:どっしりとした日本酒らしい丸みのある味。飲んだ後に喉の奥からも米の香りを感じる。同伴者は「ちょっと田舎くさい」「土の匂い」(比喩)のする味と表現していた。
同じ須藤本家の『山桜桃(ゆすらうめ)』は若い瓜のようなの香りが印象的、『霞山(かざん)』は檜やハーブのような野草の香りを感じるのと比較すると、時流に左右されない正統派の日本酒らしさを追求している印象。同時に生酒も試したが、安定感では火入れに軍配。