酒記「しゅき」
年始の新酒第1号の木桶から搾ったお酒。
あらばしり、なかどり、せめと3種類あるが、あらばしりはその中で1番初めに搾ったお酒。
香りは仙禽。高貴な自然派な甘み。
マスカット、ライチを思わせるフルーツのジュースの香り。少しの乳酸も入る。木桶の香りなのかな?微かな渋みもあるかも。
新年のご挨拶に相応しいお酒。
あらばしりなこともあって元気でフレッシュな一本。
甘さは果実と上白糖のようなイメージ。
爽やかで爽快。おりがらみでガス感もしっかり感じる。
おりがらみだが味わいはクリア。
ドライな飲み心地で後味のはっきりした酸味が心地いい。その後の苦味も嫌な感じがひとつもない。
多分、圧をかけて搾ってないからだと思うけど軽やかなイメージ。
濃厚さ、味わい、旨みといったヘビー感は感じにくい。
スッキリ軽やかでピチピチ。
ガス感→甘さ→爽やかさ→苦味も合わさった酸味→綺麗に消える。
クリームチーズ、トマト、レーズン、カルパッチョ、鶏肉、赤身肉、柚子胡椒、塩唐揚げとか合いそう。
すぐ一本開けてしまうくらい飲みやすい。
日が立つとどんな変化があるのだろう。
3日後楽しみ。