こるね
<穏やかに 優しい酸苦 旨じわり>
キンキン冷やしていただきます。
香りは、蜜の甘さと乳酸とマスカットと爽やかアルコール。穏やかだけど華があります。美味しそう。
口当たりは水のようにさらさらで、かすかにフルーティーな酸味と苦味。そこから爽やかな酸苦がほんのり膨らみつつ、甘味旨味も控えめに現れます。と思ったらすぅっと消えていく。
薄口ですね。でも飲みこんだ後にも、優しく爽やかな旨味の気配が、口の中にじわほわーんと残ります。後味が気持ちいい。穏やかなアルコールの含み香が鼻に抜けるのも心地よいです。印象派の絵画みたい。
ジブリで印象派と言えば、「耳をすませば」の、イバラードの世界。雫の物語の中の幻想的な世界です。この背景を描かれたのは井上直久さん。僕はこの世界観が大好きで、画集も買いましたし、以前はPCの壁紙にもしていました。淡くて優しくて、それでいて記憶に残ります。
満足度:★★★☆
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