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大信州秋の純吟純米吟醸
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こん助時期は少しずれましたが、頂き物として味わいます。大信州秋の純吟は、他の銘柄のひやおろしと比べて、秋の訪れというイメージがあります。 ほのかにフルーツを思わせる吟醸香。 軽やかに舌先に乗ったあと染入る甘み。 甘みを包みつつ心地良く広がる旨み。 鼻腔を抜ける秋酒の芳醇な米の香り。 控えめに差し色として顔を出す酸み。 口内を静かに響く苦みの余韻。 円熟した円さというよりも、味わいをバランスを巧みに表現しながら、秋酒らしい芳醇さを携えた大信州の一本という印象です。