酒記「しゅき」
口開けすぐの感想。
開けた際の泡立ちにビックリ。シャンパンのような発泡感だが、泡は細かい。ガス感たっぷり。
これはキンキンに冷やして飲みたい!
香りは渋みがあるが微かにアロマのような甘み。巨峰の木のような…熟成感を感じる。果実の実の香りは感じない。お米の籾殻の乾いた香りもする。時間が少し経つとりんごっぽい香りも香る。
香り自体はかなり独特だと思う。
口当たりはシャープでチリチリ。余韻は無くキレがある。
飲み心地と雰囲気はビールに近いかもしれない。
舌先にピリピリと伝わった後に際立つお米の籾殻のイメージ。
チリチリ→アルコールの揮発した爽やかさ→新幹線ですれ違う位の甘み→苦味の渋み→グワっと立ちあがる力強さ
微かな甘みとキレ、渋みがアダルティな大人な印象を受けた。
発泡が抜けると伸びやかな丸みのある後味になるが個人的に注ぎたての方が好み。
ゆっくり楽しむお酒では無いかなと思う。
発泡が落ち着くと甘さも顔を出すが、注ぎたてをクッと行きたい。
メインの食事とともに楽しむよりは食前酒か、お昼の軽食と楽しむ印象。
口開けから1週間、味に一体感が出て香りもはっきり。置いた方いい!