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産土山田錦 二農醸
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じじ
微生物が踊る「もやしもん」みたいなラベルの産土。正月もあっという間に終わり、明日から仕事始めを迎えるに当たっての景気付けに開栓。炭酸ガスで元気よく栓が打ち上がっていきました。 花の香酒造は明治の創業、熊本県北部に蔵を構える酒蔵です。心の日本酒師匠、山内聖子女史の「夜更けの酒評50」によると、年末に飲んだ写楽や廣戸川同様、10年前に蔵を継いだ熱血の蔵元杜氏が大車輪の努力の末、熊本を代表する酒蔵に育て上げたとか。「花の香」が九州限定、「産土」は全国向け銘柄だそうです。地元の農家と酒米の生産にも努めているそうで、この産土にも熊本県菊地川流域産米の文字が踊っています。 おりがらみ微発砲の産土の味は、乳酸系の爽やかな甘酸っぱさ、ホップのような僅かな苦味が印象的で、個人的には以前飲んだhaccoba(福島)のクラフトサケ「水を編む」を想起させる味わいでした。スイスイ系なので油断するとすぐ無くなってしまいそう。 ※3枚目は夕焼けと富士のシルエット ⚫︎原料米:菊池川流域和水地区産 山田錦 ⚫︎アルコール度:13