iri2618
十右衛門 純米無濾過原酒 中取り生原酒
土曜日に開催された日本酒のイベントで、たまたま同じテーブルを囲んだのがこの十右衛門の蔵元。やや甘めの、とても優しく芯の強い味わいのお酒です。当日は冷酒でいただきましたが、このタイプのお酒は燗映えしそうと思っていたら、蔵元から、思いがけず持ち帰りのお許しをいただきました。
先ずは50℃→旨みの濃さ、強さが強調された感じです。軟骨の唐揚げや揚げ出し豆腐、梅キュウなど、自宅ながら居酒屋メニューを合わせてますが、脂っこい肉や揚げ物のボリューム感に全然負けてないですね！モツ煮込みなども合いそうです。続いて60℃→全体に味わいの幅が広がった感じで、辛味のアタックが強くなりますね。杯を飲み干した後の苦味も微かに感じます。燗冷ましなると旨みの伸びがよくなり、余韻も長く楽しめます。個人的には、もう少し酸味が強い方が、よりバランスが良くなるのでは？と思いますが、これは単なる私の好みの問題ですね。東京のお酒の美味しさを実感できる1本でした。