腐れ外道
山廃か袋搾りかで相当悩んだ結果、お高い方を選んでしまう。
・ジャケ値‥8/10
痺れるイラスト系でなくとも、プレミア感有る和紙ラベル。製品情報も全部まとめちゃったのが残念。
・起‥16/20
注ぐ時トクトクと良い音。色相は薄い山吹色。強烈な麹臭がお出迎え。含むと舌先甘旨アタックだが、しつこいヤツでは無い。拡がる味わいは白ワイン的なタッチ。
・承‥15/20
白葡萄ともパインとも。味わい&臭覚も果実的なヤツらに支配される。昇華臭のパイン感よ。旨いが何呑んでるか分からなくなる。
・転‥15/20
グルコース感充満したかと思えば、去るのは早かった。鼻腔へのアタックはAlc由来の籠る感じが有ってヨシ。
・結‥13/20
最後に残った感覚はパイナップルの缶詰のシロップを薄めた様な味わい。
袋で濾過しただけは有る繊細な舌触りたが、その反面インパクトと言うか荒々しさが欲しくなる。結局は後口物足りず。
・コスパ‥3/10
¥2,800で購入(確か)。手間のかかる製法価格。総合力はどうか。
・後評‥後半の出力不足が残念。灼けるなり兎に角、舌へのアタックを強化するのもアリかと。
●70点
腐れ外道
序盤のインパクトが強烈だからこそ、終盤の尻窄み感が残念。多少の安っぽさ覚悟で灼けに振れても良かったかも。「薄い」と言う印象を持たれるよりマシなのでは?…と偉そうに思案してみた。